中山マコトの”小さな会社・店”がすぐに出来ること。

中山マコトと言うマーケター兼著者が、小さな会社や店、個人、独立志向者に対し、役立つ情報、をかけずに出来る集客・販売、知名度アップ法、書いて伝える方法、商品づくりなどをお教えしています。

あなたに物語はありますか?(中山マコト)

中山マコトです。

先日、久しぶりに永田町駅に行きました。

駅を出ると見えるんです、ホテルニューオータニの丸い屋根と言うか屋上部分。

 

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すると何のひっかかりもなく、スーッとある歌のフレーズが浮かんできました。

西条八十先生の「帽子」という詩を元とした歌詞です。

Mama,Do you remember the old straw hat you gave to me
I lost the hat long ago flew to the foggy canyon
Yeah Mama,I wonder what happened to that old straw hat
Falling down the mountain side out of my reach like your heart

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。


そう、ジョー山中さんが歌った、映画「人間の証明」の主題歌です。

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映画、観た方も多いと思いますし、大好きだった松田優作さんの演技もくっきりと記憶に残っています。

僕にとっては、ニューオータニの丸い屋根は、人間の証明で語られた麦わら帽子そのものなんです。

物語と共にすっと浮かんでくる。

物語のチカラってすごいですよ。

だって、人間の証明と言う映画が無ければ、あの悲しい物語が無ければ・・・

ニューオータニは単なるホテル。

僕には何の思い入れもありません。


物語のチカラと言えば、もうひとつ、実に有名な広告コピーがあります。

世界最大の経済誌の『ウォールストリート・ジャーナル』の広告コピーです。

ウォールストリート・ジャーナルを購読させるためのコピーですが、最早、伝説のコピーになっています。

こんな内容です。
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親愛なる読者の皆様へ:

25年前の美しい春の夕暮れ時、二人の若者が同じ大学を卒業しました。
彼らはとてもよく似ていました。
二人とも平均的な学生より成績がよく品格もあり、将来にむけ情熱的な夢に満ちていました。

最近この二人は25回目の同窓会で大学にやってきました。

彼らは相変わらずよく似ていました。
二人とも幸せな結婚をしていました。
また、二人とも子どもが3人いました。
判明したのですが、二人とも卒業後は同じ中西部のメーカーに勤めて今もそこで働いています。

しかし、違いもありました。
一人はその会社の小さな部署の管理職でした。
しかしもう一人は社長でした。

何が違いを生じさせたのでしょう?
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結局、この二人の差は、
ウォールストリート・ジャーナルを読んでいたかどうか?と言うオチなんですが、
このコピーで、ウォールストリート・ジャーナルは、
長年にわたって、延々と売れ続けたと言われています。
コピーの内容も、ずっと変えずに・・・です。

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このコピー、コピーとしての優秀さも確かにあるんですが、
僕が評価するのはその物語性です。

2人の男と言う象徴的な存在を用意することで、
書き出しを目にした途端、一瞬でストーリーが浮かぶ。
目と心が思い出すんです。

この広告の成功は、その物語性にあると思うんですよ。

で、本題です。

世の中の広告や商品を見ても・・・・
成功しているもののほとんどが物語を内包しています。

ストーリーをバックグラウンドにしたモノが売れています。

特に日本人は物語が好きです。
小さい頃から物語を読み聞かせられて育ってきたからと言う説もあります。

さて、そこでです。

だったら、あなたも”物語”を持った方が強いと思いませんか?

これ、間違いのないことです。

今のビジネスに物語性を付加するだけで、飛躍的に売れ出す可能性は”大”です。

え?自分にはそんな語れるほどの物語なんて無い。
今、そう思いました?

あるんです!誰にでも。
語れるだけの物語が。

先制の戦略。
これを理解すれば怖いモノなしです。

【先制の戦略で勝利を手にせよ!】
http://nakayamamakoto.hatenablog.com/entry/2018/12/12/154138